スカイツリー板金模型開発試作の歴史
© M.SA
![IMG_7943](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/b66a4a21.jpg)
![IMG_7950](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/bc5197f5.jpg)
![IMG_7944](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/13d10cfd.jpg)
3枚の縦板を中心で合わせ水平の
円盤を組み合わせています。
当初はそりやむくりは全く分からず
ある意味想像で作りました。
建設途中で完成形状の詳細が
分かっていませんでした。
「そり」とは日本刀のようなそり形状
のことです。「むくり」とは神社仏閣
の柱に見られるふくらみのことです。
スカイツリーにはこの2種類の
曲線が取り入れられています。
そりは三角形の頂点稜線の形状です。
むくりは三角形面の中央を通る
縦の形状で、注意して面を横方向
から見ないと気付かないでしょう。
このむくりがあることによって
スカイツリーが独特のフォルムを
持っています。
![IMG_7945](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/00e80db0.jpg)
形状もかなりわかりました。
建設現場に出かけ、遠くから
望遠で撮影し、そのシルエットを
CAD上で計測しました。
最低3方向から撮影しないと
全体の正確な形状はわかりません。
特に100m付近より下の部分は
そりとむっくりの曲線を再現するのに
重要です。その部分の撮影が可能な
場所は限られているのです。
縦の板はシンプルに6枚に増やし
ました。
![IMG_7946](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/61b3afdd.jpg)
縦の板はシンプルに9枚に増やし
ました。
周りを囲う網目状の板を張り付ける
計画で、先ず板状のものが側面に
貼れるのか確認するため、ただの
板を張り付け試作しました。
左側に貼っています。
![IMG_7947](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/81ef3c11.jpg)
状態です。
![IMG_7948](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/fdc818ba.jpg)
![IMG_7949](https://www.optart.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/a66ed719.jpg)